「調査部」のクロストーク
CROSSTALK
「調査部」のクロストーク。
調査部は「橋梁点検」を実施しています。橋梁以外にも、
シェッドや水管橋、門型標識などの道路構造物の点検も担当しています。
これらの構造物は、法律で5年に一回点検することが義務付けられており、
正確に損傷状況を把握し、健全性の判定・診断や今後の維持管理に
必要な情報を提案することが調査部の大きなミッションです。
現場での点検、オフィスでの内業作業、
チームワークを生かし業務の効率化やコスト削減にも取り組んでいます。
調査部
40代男性・新卒26年目
H次長
調査部
20代男性・新卒3年目
Kさん
調査部
20代女性・新卒5年目
Hさん
私は実は建築家になりたかったのですが、学生時代に測量の先生がジビル調査設計を勧めてくれたのが入社のきっかけでした。建築じゃなくても設計の仕事ができると知って面白そうだと思って。Kくん、Hさんはうちの会社を志望したのはなぜかな?
僕は高校のインターンシップでこの会社を知り、橋の点検という仕事に興味を持ちました。インターンシップで社内の雰囲気を知っておいて良かったなと思います。参加する前は堅いイメージがあったけど話してみると明るい人が多くて、入社後もそれは変わりません。
私は皆さんのように建築でも土木でもなく、大学は教育学部しかも健康スポーツ科学という分野を学んできました。もちろん体育会系です(笑)。だからスポーツに関する仕事に就けたらと思っていたけれど叶わず、縁があってこの会社に入社しました。
Hさんは体育会系だったんだね。調査部の仕事とスポーツとは、全くつながりが無いな(笑)。今のHさんの仕事は、点検の現場で見つけた損傷情報を整理して報告書を作成することが中心だよね。入社したての頃、パソコンでCAD(Computer Aided Design)を使って図面を作成することは難しくなかった?
学生の頃には経験したことないパソコン業務だったので最初はとまどいました。でもCADはお絵描きの延長と考えて使いだしたら、とっても面白くてハマっちゃったんです。最近では点検の現場に行くこともありますから、全くの内勤というわけではないですね。そこは仕事にメリハリがあって嬉しいところです。
僕が入社して驚いたことは、ジビルが静かな職場で、みんな黙々と仕事をしていることですね。僕が入社した時には、在宅勤務(リモートワーク)を取り入れていたことにも驚きました。
ジビルでは2020年に新型コロナウィルスが流行り出してから、すぐに在宅勤務へ切り替えました。この業界、県内企業の中でも早かったと思うよ。さすがに現場作業では在宅勤務というのは難しいけれど、調書作成等の会社内で作業可能な業務は在宅勤務で対応できるし、オンライン会議も普通になってきたね。今は全社員出社しているけれど、緊急時には今までの在宅勤務の経験が生かされるね。
ジビルでは時代の変化に応じて、新しいことを取り入れている印象があります。これまでの在宅勤務もそうですし、その他の福利厚生としては、新たに男性社員の育児休業取得にも取り組み始めました。
福井市役所が募集する「パパ育休100%チャレンジ」のモデル企業に認定され、より働きやすい環境になっていると思います。
会社としてノー残業を推奨しているから退勤後の時間が取れるのもありがたい。私は学童野球の指導をしているので平日も何かと忙しくて。休みの日は自分磨きで、筋トレを頑張ってる(笑)。
H次長は充実した毎日を送っているイメージです(笑)。仕事で心折れそうなことはこれまであったのでしょうか?
ありましたよ、もちろん。入社後はなかなか責任ある仕事をさせてもらえなくて、単純作業ばっかりで飽きたこともある。
単純作業…なんとなく分かります(笑)。
今思えば、基礎的な技術をしっかり勉強する時間だったと思っている。若い頃は先輩の指示を待つだけだったけど、経験を積み仕事を覚えていくうちに自分の意見を持って案件に取り組んだり、進言したりできるようになったんだ。
安全管理を求められる役職に就くと、誰よりも強い責任感を持ってやらないといけない。
私たちの仕事は「段取り八分」、現場でどんな問題がおこっても、臨機応変に対応しスムーズに仕事ができる準備をしておく事が重要だね。付け加えるなら、「この仕事の目的は何か?」「この調査に何が求められているのか」常に自分で考えながら行動する、そのことが大事だと思っています。
H次長の心がけは勉強になります。
僕は先輩の指示を聞いていても、ミスが立て続けに起きてしまうとへこみます。だから少し考えても分からないことはすぐに聞くようにしています。
「失敗は成功のもと」だよ。でも同じミスを繰り返しちゃだめだね。
私は専門外分野からの入社だったので先輩方についていけるか不安でした。分からないことは詳しい人に質問をしたり、自分で調べたりして仕事を覚えています。やっぱり分からないまま仕事を進めるのはリスクが大きいですから。そういった意味では、学生時代よりも自分の意見を素直に伝えられるようになったかな。H次長の言うとおり「自分から行動しないと変わらないこともある」と社会人になって思います。
志望者に向けてジビル調査設計の魅力を伝えるとしたらどんなところだろう?
仕事をすればするほど、この会社の業務は、私たちが安全に生活するために欠かせないものなんだと実感します。待遇面では残業も少なく有給休暇も取りやすいですし、積極的に新しい制度を導入していくなど従業員の働き方を考えた良い会社だと思っています。
最初から土木や建築のことを分かっている人はいないと思います。ジビルでは先輩がしっかり教えてくれるし、だめなところはだめと指摘され、良いところは良いとほめてくれるので仕事を覚えるのが楽しいです。知識の吸収や資格取得は入社してからでもできますし、早くに現場に出てプロの道を目指すのもいいのではと思いますね。
私の仕事に対するモチベーションは、「人の暮らしに役立つ仕事をしている」という誇りです。橋梁点検という形で直接現場に携われ、自分の目で見て、考え、対応する。結果、市民生活の安全を担保するという、社会的に大変重要な役割を担っていると思います。
一見泥臭くて地味な仕事ですが、エンジニアとして大変やりがいがあり、これからの若い人たちにも挑戦してもらいたい仕事の一つです。
ジビルでの在宅勤務について
福井新聞に掲載されました