令和元年度 橋梁点検支援ロボット「視る・診る」現場実施報告Part1  (九州地方 佐賀県)

 令和元年の2月に国交省の橋梁定期点検要領が改訂され定期点検作業でのロボット技術による近接目視点検の支援が可能となりました。弊社が開発した「橋梁点検支援ロボット視る・診る」に対しても全国の橋梁点検関連会社様より多くのお問い合わせを頂きましてありがとうございます。
 令和元年度も残り1か月余りとなり今年度これまでに現場で活用頂いた支援ロボット点検事例をご紹介していきます。皆様の橋梁点検作業の効率化の参考となれば幸いです。
 第一回目は九州佐賀県編です。
 春が待ち遠しい季節です。事例報告は桜前線とともに南から北上しながらご紹介していきます。

 点検対象橋梁は、国土交通省九州地方整備局が管理する佐賀県神埼郡吉野ヶ里町にある国営吉野ケ里歴史公園内の橋梁で、公園入り口ゲートと公園内部を結ぶ「天の浮橋」が点検対象です。「視る診る」で公園内の橋梁点検は初めてのケースで、有名な吉野ケ里歴史公園内での作業という大変に貴重な経験となりました。点検対象橋梁の上部工形式は、PC3径間連続中空床版橋(橋長76.5m・幅員12.80~16.80m)で、新技術の活用理由は、歩行者を対象とした群衆荷重での設計のため橋梁点検車での点検が困難である事が理由です。
 活用の目的は、定期点検作業の支援で点検作業は主桁下面・主型側面・張り出し床版を多機能カメラ台車とクラックゲージ台車で全面近接撮影を実施しながら点検を行い作業は1日で無事完了しました。
 今回の作業では、新技術ガイドラインに基づき「点検支援技術活用計画書の作成から結果報告までをサポートさせていただきました。また当日は、現場活用型スキルアップ講習会も同時開催され国土交通省九州地方整備局や自治体の職員の方が約30名程度参加し「視る・診る」による点検技術の見学及び説明をさせていただきました。

  最後に国土交通省九州地方整備局 国営海の中道海浜公園事務所及びサンコーコンサルタント(株)九州支社のご担当者様には大変にお世話になりました。ありがとうございました。 (文責 南出)
点検対象橋「天の浮橋」
点検対象橋「天の浮橋」
公園内に運搬車を乗り入れて準備開始です。
公園内に運搬車を乗り入れて準備開始です。
順調に組み立て完了。いよいよ作業開始です。
順調に組み立て完了。いよいよ作業開始です。
多機能カメラ台車とクラックゲージ台車を駆使して近接点検を進めていきます。<br>「弥生人の声は聞こえる」がキャッチコピーの歴史公園。紀元前4世紀に形成された集落跡で平成生まれの新技術が活躍しています。
多機能カメラ台車とクラックゲージ台車を駆使して近接点検を進めていきます。
「弥生人の声が聞こえる」がキャッチコピーの歴史公園。紀元前4世紀に形成された集落跡で平成生まれの新技術が活躍しています。
現場活用型スキルアップ講習会の様子です。
現場活用型スキルアップ講習会の様子です。
参加者皆様、熱心に支援ロボットを見学されています。
参加者皆様、熱心に支援ロボットを見学されています。
九建日報社 記事抜粋(令和2年2月4日発行)

九建日報社 記事抜粋(令和2年2月4日発行)

佐賀建設新聞社 記事抜粋(令和2年2月6日発行)

佐賀建設新聞社 記事抜粋(令和2年2月6日発行)

お問い合わせ

0776-23-7155

受付/8:30~17:30
(日曜日・祭日除く)

メールでのお問い合わせ
橋梁定期点検・外壁診断等の調査依頼・機材レンタルはこちらから
お知らせ一覧